うちの金魚の同居人。
「ヤマトヌマエビ」。
何ヶ月か前だったか気紛れに5匹買い求め、水槽に放つ。
巨大金魚が4匹泳ぎ回る姿に恐れをなしたか、ずっとひとかたまりになって
濾過器の陰などに隠れていたが、何回か脱皮を繰り返し徐々に大きくなってきた。
今では5匹それぞれがお気に入りの場所を陣取って住みついている。
大きさは6センチほどになった。
水槽の苔などを食べてくれる「お掃除屋さん」だそうだが、大きな水槽に5匹程度
居たところでお掃除が追いつく訳もなく、単に水槽の賑わしになっている。
以前、1匹脱走したことがあった。
濾過器のコードが水槽の上から出ているのを伝って脱出したらしい。
畳の上を長い触覚がついているものが動いているのを遠目に見つけ、一瞬
「ゴキ××!!!」
と固まったが、こわごわ覗き込んでみたらエビちゃんだった。
つかまえようとしたらぴょーんとエビ反りに跳ねて逃げようとした。
君は畳の上では生きていけないんだよと諭し水槽に戻す。
その後は逃げていない。観念したか。
金魚の産卵はまだ続き、保育園が定員オーバー。
というか最初に産まれた稚魚がかなり大きくなっていて、小さい仔を
飲み込もうとしているところを目撃したため慌てて別の隔離箱に移すことに。
ところがその際、誤って親金魚の居る水槽に泳ぎ出てしまい、一瞬で親金魚に
飲み込まれる。
因果応報か、とは思うものの親兄弟の区別ない弱肉強食の世界を目の当たりにして
しょんぼりする。
ともかく保育園は年長組と年少組に分けた。
もうそろそろ終わってもいいんじゃないか、産卵ラッシュ。。。