今、道草中なんで・・・

常時道草中なみちるの道草日記

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母とは、あまり折り合いが良くなかった。

母は良く言えばおおらかだが、悪く言えばかなりデリカシーに
欠ける人で、私が高校生の頃、失恋して友達に泣きながら
電話しているのを盗み聞きし、翌日の夕食の時に笑いながら
家族の前でその話をするような人であった。

10代の多感な頃はそんな母が嫌でたまらなく、よく衝突した。
あんたは可愛気がない、と言われたものだ。

父はお喋りな母と違い、普段ほとんど子供達と口を利かず、
ただ怒らせるととても恐い人だったので、あまり自分から
父に話し掛けることはなかった。

末っ子は可愛がられる、と言われるが、うちに限っては
あまり可愛がられた記憶がない。

決して仲のいいとは言えない親子なのに、世間体を気にする
母は、私の行動に口やかましく干渉したがった。

私は早く家を出たくて仕方がなかった。

結婚して家を出た時は、鎖から解き放たれた気がして嬉しかった。
ただその後、両親にろくに相談もせず離婚した時はさすがに
申し訳なく思い、その結果ますます実家に寄りつかなくなった。

別に喧嘩をしているわけではないが、やはり後ろめたいので
ある。


数年前、私はある病気で手術をすることになった。
手術の当日、両親はそろって私が入院している東京の病院まで
来てくれた。

家族の同意書にサインしてもらわなければならなかったせいだが、
ひとりで入院していて心細かったので、正直嬉しかった。

手術が終わって目を覚ますと、両親がそばに立っていた。
点滴やいろんなチューブが繋がって朦朧としている私を見て、
「替わってあげたい」と、母が涙をこぼした。

それを見て私も泣いてしまった。
麻酔が切れてきて痛かったせいもある。
ただその時、やはり親はありがたいなと思ったものだった。

今も相変わらず実家には帰っていないが、ベタベタすることの
ない、ごく普通の親子関係が築けているのではないかと思う。
まあ、離れて暮らしていることの遠慮があるせいだろう。

ただ・・・小さい頃あまり親にかまってもらえず、自分は
愛されない子なんだと思い詰めていた時期もあったせいか、
「愛されたい」願望が強い。

恋愛相手にも、愛されたい、いつも自分のことを考えていて
ほしい、甘えたい、と自分の我侭を押し付けてしまう。

・・・・恋愛の失敗を親のせいにするか。。ずるいな私。






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