今、道草中なんで・・・

常時道草中なみちるの道草日記

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どこもかしこもクリスマスムード一色。

ケーキ屋さんはもちろんの事、スーパーのレジのおねーさんも、
カラオケ歌広の客引きのおにーちゃんも、みんなみんな
サンタの帽子をかぶっている。

街はイルミネーションが灯り、否が応でも気分が盛上がるように
なっているが、あいにく今年はひとりである。

・・・・まぁ、よく考えれば去年は恋人がいても仕事だなんだと
放っておかれたっけか。。。
相手がいない分、変に期待しないし裏切られることもないから
気楽かもね、と強がってみたりする。

でもやはり、ひとりのほうがいいわ、と言うほど私は強くないし
ひとり遊びが好きな割に、実はかなりの寂しがり屋なので、
明日は友達と待ち合わせることにした。

友達は実家住まいなので家族もいるのだが、快くつきあって
くれると言ってくれた。

クリスマスイブは、別にカップルの日じゃないのにね・・・。
弱いな私・・・・・。




母から電話があった。

もはや「お正月は帰ってくるの?」とは聞かれなくなって久しい。
まあ、帰るつもりだったらとっくに連絡しているはずだからだろう。

「りんご送るから」
いつから休みなのか聞きたかったようだ。

私は田舎には帰っていないが、両親とは顔を合わせている。
一応、先祖のお墓も菩提寺も東京にあるので、年に2回は
両親がお墓参りに上京してくる。
その日の内に帰ってしまうが、その時はなるべく一緒に
行くようにしている。

10月にも祖母の法事があったので顔を合わせたばかり。

母の電話はいつもながらとりとめなく長く続く。
29日に着くように送るから、と何度も私に言ってようやく電話が
終わった。

そんなわけで、年末年始例年どおりずっとこっちにいるので、
おヒマな方、遊んでね〜〜〜!




歳末の喧騒を逃れて、地下にあるSOMETIMEへ行く。

ここは吉祥寺では有名な老舗のピアノバーで、
毎日夕方6時以降はジャズを中心としたライブをやっている。

6時までは普通の喫茶店として営業しているので、たいがい
その時間帯に行く。
店内は石とレンガで落ち着いた造りになっており、中央に
置かれたグランドピアノが印象的。

音楽も大体スタンダードなジャズがかかっている事が多い。
こんなに素敵なお店なのに、ピアノバーということで
入りづらいのか、それとも昼間は喫茶店になっていることを
意外に知られていないのか、店内は空いている。

休日の吉祥寺のカフェはどこもいっぱいで、あんまり
落ち着かないのだが、ここはかなり穴場である。
客層も大人ばかりだし、値段もそれほど高くない。
ゆっくり本が読めるお気に入りの場所である。

残念なのが、いまだに夜のライブタイムにここに入った事が
ない。
いつか行ってみようと楽しみにしている。




会社の手前に某警察署がある。

朝、通勤の際に警察署の前を通るとちょうど移送の時間なのか、
留置されていた被疑者を護送バスに乗せるところに出くわす時がある。

被疑者なので、むろん手錠腰縄付きである。

数名いる時もあるが、その時は子供が電車ごっこをやるように、
縄で数珠繋ぎになっている。

刑事ドラマなどでは見たことがあるが、まさしくそのとおりの光景だ。

警察のシステムはよく知らないが、普通に考えてこういうのは
裏口からこっそり車に乗せるものだと思っていたので、大通りに
護送バスを横付けにして、朝の通勤時に通行人がたくさん通る中
堂々と行われるのに、最初見たときは驚いた。

周りを警官が大勢で取り囲んではいるものの、捕まっている彼らが
捨て鉢になって逃げ出したりして私がいる会社に逃げ込み、
人質になったら仕事しなくていいなあ・・・などとあり得ない妄想を
しながら、いつもどおり会社に入った。。。




久しぶりに前述のAB Cafeに行く。
顔見知りのスタッフの女の子が、「お久しぶりですね〜」と
来てくれる。

「実は今日から笹塚にもう一店舗オープンしたんですよ」
とDM用のハガキを渡された。
笹塚?あらちょっと遠いですねと言うと、いい物件があり
トントン拍子に決まってオープンになったとのこと。
オーナーは今そちらに詰めきりなのだそうだ。

それにしても、個人経営で一年の間にもう二店舗増やすとは。。
商才あるんだなぁ、とオーナーの子供っぽく人懐っこい顔を
思い浮かべた。
いずれ、帰りにでもそちらの店に行ってみようと思う。

その帰り、商店街の入り口で路上ライブをやっている
二人組を見つけた。

この商店街では、店が閉店になりシャッターがおりると
いろんな人達が歌いに来るので、珍しい光景ではないのだが
その二人と歌に記憶があった。

「サルーキ=だ」

立ち止まって聴くことにした。

以前、吉祥寺駅の駅ビルに入っている新星堂で、インストアライブを
やっている彼らを見たことがあった。
曲が良く、ボーカルがイケてるわ、と思い終わりまで見た。
それで覚えていた。
本来4人組だが、今日はボーカルとギターの二人で路上ライブを
やりに来たのだという。

外はとても寒かったが、2曲聞いて、無料で配っているという、
一曲入りのMDをもらってきた。
インストアライブ見ました、と言うと、また1月にやりますので
来てくださいと、フライヤーをくれた。

頑張ってくださいと、ありきたりな言葉しかかけられなかったが、
本当にそう思う。

頑張れサルーキ=。





ようやく終わりに出来たと思った。
自分の中でも・・・・・。


友達から電話があり、彼と大ゲンカをしたそうだ。
些細な食い違いが積もり積もって、お互い思っていることを
斟酌なしに言ってしまったらしい。

彼女の話は延々ループして結論は出ないが、私に話を
聞いてもらって元気が出たと言ってくれた。

私は・・・・自分の話は彼女に出来なかったが、それでも
自分になぞらえて恋愛の話をすることで、やはり少し元気に
なることが出来た。
友達に感謝したいと思う。

「じゃあね、ばいばい。」と電話を切ると、3時間経っていた。




また・・・・振り回されている。
せっかく穏やかに過ごせるようになってきてたのに。
相手に対して腹立たしく、そして何より自分が情けない。

・・・後で読み返して嫌になるかもしれないけど、
それでもここに書くと少し気持ちが落ち着くから。。。
少しだけ、外から自分を見つめられる気がするから・・・

もう眠ってしまおう・・・。




20世紀少年―本格科学冒険漫画 (17)

漫画喫茶に行って「20世紀少年」を読む。
今、唯一続けて読んでいるのがこれ。

一人暮らしになってから、漫画を買う習慣がなくなった。
置き場所に困るからである。
いきおい読む機会もなくなってきたが、やはり時々読みたくなって、
そういう時に漫喫に行く。

と言っても今日は久しぶりである。
最近の漫画喫茶というのは実に快適で、サービス満点。

全室個室、フリードリンクはもちろんのこと、ネット、ゲーム、
DVD、無料でパンをくれたりもする。
あれ?・・・よく考えると自分の部屋でも同じなのか??
いや、漫画がなかった。。。

「20世紀少年」の作者は浦沢直樹。
この人のものはたいてい好きだ。
前作の「MONSTER」も読んだ。「マスター・キートン」も好き。

この人、絵がとても上手なんだけど、、、怖い。
地味〜な顔のオジサンが、殺意を秘めてニヤッと笑ったり
する顔なんかそれはもうものすごく怖い。

「20世紀少年」もやっぱり怖いが、ストーリーがとてもよく
出来ていて、一見なんでもないようなエピソードが後になって
きっちり繋がっていく。
今、17巻まで出ているが、続きがとても気になる。

怖い漫画を読んでの帰り、暗い道を通るとき思わず後ろを
振り返ったりしてしまった。

それにしても金曜の夜に漫喫にひとりでいるのは、女として
我ながらどうかと思う。。。




いつからか、自分の中に沸き起こるさまざまな
感情・・・・哀しみ、寂しさ、辛い、苦しいといった
そういう耐えがたい想いを、そっとやり過ごすのが
上手になった。

それらを乗り越えるのではない。
乗り越えるということは、正面から向き合い、
立ち向かわなければならない。
そんな辛い作業はしたくないので、自分の心の中を
荒れ狂っている嵐が通り過ぎてくれるのを、ただひたすら
じっとやり過ごすのである。

鏡を見ると、決まって不安げな寂しい顔をした自分が映る。
「だいじょうぶ?」と問い掛けてみる。

・・・・うん。きっと、だいじょうぶ。

真綿で傷をくるんで、少しずつ少しずつ薄皮ができるように
癒えていってくれることを願う。

その間は、少し自分を甘やかすのを許してあげようと思う。




会社から帰るときに、同じ派遣の人と一緒になり
せっかくだからごはんでもと、品川で電車をおりる。

今年品川駅に新幹線が開通してからできた、アトレ品川
行く。
駅ビルであるが、ここは「ニューヨークの街角」がコンセプトらしく、
壁を取り払ったオープンな空間にやや暗めの照明と、アトレ内の
どこのお店も落ち着いたムードを醸し出している。

・・・・ただ、会社の同僚である女二人なので、別にムードを
出す必要もない。。。
ちょっと選択ミスだったねと笑いながら、一番無難かつリーズナブルな
「つばめキッチン」でご飯を食べて帰ってきた。

アトレ品川=カップル用、とメモしておくことにする。。。




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