ジブリ美術館横にある井の頭公園内の原っぱで、唐十郎率いる
唐組のテント芝居「透明人間」があるので行かないかと友人に
誘われた。
テント芝居なんて初めてなので快諾。
公演は8日の夜7時からだが、整理券を午後1時から配るとのこと。
友人は仕事なので、散歩がてら私が貰いに行く。
私を誘ったのはそれが目的だったか。。まぁよし。
ジブリ美術館まで家からてくてく歩いて25分ほど。
井の頭公園は連休のためか人がいっぱい。
紅テント前の受付で無事整理券をゲットする。42番と43番。
何人くらい入れるのかよく知らないので、良い番号かはわからず。
ともかく夕方、友人と合流して再び公園へ向かうと、すでに
たくさんの人が集まっていた。
係の人がてきぱき整列させ、開場。
靴をビニール袋に入れ、テントの中に敷き詰められたゴザに座る。
体育座りでぎちぎちに詰め込まれたのは、ざっと200人くらいだろうか。
舞台はすぐそこで、迫力のあるお芝居。
観客も慣れているようで、拍手や笑いのタイミングがうまい。
唐十郎に関しては、大鶴義丹のお父さんでしょくらいの、
演劇ファンからしたら罰当たりな覚え方しかしていなかった私。
唐ワールドは、時代がかった大仰なセリフ回しが独特だった。
それにみんなかなりな長セリフ。
よくもまあ、こんなに覚えられるものだと素直に感動する。
女教師役のため女装の唐十郎が登場すると大爆笑&大拍手。
肝心のストーリーはというと、あまりよくわからなかったのだが・・・
まあそういうものらしい。。。
一般客はゴザに座っていたが、一番後ろの招待席は椅子で、
業界の人達が多く見られた。
招待席最前列の真ん中に秋吉久美子。
端に石橋蓮司夫妻(奥さんの名前は失念)。
嵐山光三郎、あと名前の浮かばない女優さん・・・。
秋吉久美子は今いくつなのか知らないが、すごく綺麗だった。
芸術の秋を堪能・・・といいながらミーハー丸出しでどうかと思うが
ともかくとても楽しかった。
まだまだ自分の知らない世界がたくさんあると実感した連休中日。